静かに流れる時間。 好きだ。この時間。 「…領」 「ん…?」 「頑張れって…言って」 「……」 「あたし、もっと…頑張らなきゃ…」 「萌」 「幸せに…ならなきゃね…」 「萌」 「……?」 「俺がいるから、大丈夫だ。 絶対に、幸せになれる。 俺が萌を守るよ。 だから… 一緒に、歩いてこう」 気づいたらそう、口にしていた。 萌は少し驚いた顔をして、それから微笑んで、目を閉じた。