天使とわたし




「今僕の知り合いが君の友達の夏風マコの
運命を変えようとしてるらしい」



「どういう…事?」



「……君の友達…今から事故にあって死ぬらしい」




「えっ!?」


当然のような顔をして言ったアキトの顔からして
嘘で無い事は分かる…


でも……


嘘……嘘に決まってる……





だって……マコ……は……




「君が死にかけたあの交差点
行ってみなよ…」





スリッパを履いて……




病室を出る