「もう学校間に合わないやぁ」


私は諦めて歩く速度を
落とした。


「君、〇〇高校?」


――誰!!


そこには同じ高校の制服を
来てる男がいた。


「…あなた見たことないけど誰?」



「君と同じ高校に転入してくる生徒だよ。」


―そうなんだ、


男は私を見つめてきた


「私の顔になんかついてるの?」


「…いや別に」


なんなの、この人…