愛を知らない少女



玄関に着くと、既にヒロトが待ちくたびれたように待っていた

「ごめんごめーん」

「ったく遅すぎ!こんな時間まで何やってんだよ…」

こんな時間って……

「つぐみの家に行ってたの」

「貝森ん家かよ」

「うん」

「だったらよかった」

何が?

「ジュースとお菓子買ってきたから食おうぜ」

「…うん」

そう言いながらリビングに上がる

「「乾杯ー♪」」

ジュースをコップに注ぎ、乾杯した

ヒロトの顔を真面目に見ていると勘違いされると思ったので、お菓子を食べることに集中した