愛を知らない少女


つぐみが戻ってきた

クレンジングで落としてきたのだろう

ちゃんと落ちてスッピン状態になっている

「でも学校にはしてきちゃ駄目だよ~」

「メイクするの休みだけだしー!!」

でも部活始まったら、休みも何もないだろ…

「吹奏楽部の顧問の先生って、誰だったっけ?」

思い切って話題を変える

「えーと、5組の先生じゃなかった?」

「5組って…宇津木先生?」

「だったと思うよ。あの人、生徒会も受け持ってる先生じゃん」

宇津木先生というのは、あたしのクラスの理科を担当している先生

生徒会も受け持ってるくらいだから、スカートの丈とか腰パンもうるさいし

「なんか最悪ー…」

「だけど、部活の時間はキャラ違うらしいよ~」

「そうなんだ」

「だからさあ!火曜日からの仮入部行こうよ!!」

「そうだねっ」

楽しみだなー……