愛を知らない少女


教室に戻り、クラスで自己紹介をすることになった

「名前と出身小学校と入る部活と誕生日とかその辺適当に言っていけばいいからー」

先生、適当過ぎ

てか何言えばいいのか、わかんないよー

1番の人から始まった

あぁ、こんなのあっという間に順番来ちゃうじゃんか…

今、前のユリカが自己紹介している

何気すらすら言えてるし!!

とりあえず…

名前→桐島優衣

出身小学校→S小学校

入る部活→吹奏楽部

誕生日→8月21日

こんなもんでいいか♪

「じゃー次桐島~」

「桐島優衣です。S小学校出身です。入る部活は吹奏楽部です。誕生日は8月21日です。これからよろしくお願いします…」

あー、やっと終わった!!

それから、気が抜けたようにぐうたらしていた


緊張の3限目が、やっと終わった

「ちょっと優衣、大丈夫だったあ?」

ユリカが心配して話掛けてくる

「大丈夫な訳ないでしょ~!!」

レイも茶化してきた

「こういうのホント駄目ー」

「緊張し過ぎにも、程があるよね」

「うんうん」

「そういえば8月3日、あたしの誕生日だから!メールちょうだいね」

「ユリカ、8月3日なの?」

「ちょっと聞いてなかったの??」

「ごめーん」

「自分の発表が精一杯で、人の発表は聞いてないっていうね…。あたし、7月1日だから!覚えていてよ」

「レイ、了解しました!」



4限目は係や委員会などを決めて、給食を食べて、下校になった

中学校生活、慣れていけるといいな………