ラブソング

俺とリンとは、めんどー」といった顔をして見合わせた。


俺達は話すことなく淡々と歩く。


昇降口の前の掲示板に人が群がっている。


すぐにクラスが書いてあるとわかった。


俺とリンは顔を見合わせ、ユサの肩を叩く。


「「よろしくー」」


「え?俺ですか。人ごみに入るの嫌なんだけど?」


「え?俺もイヤだけど?」


ユサは呆れ顔をしながら「わかったよ」といった。


「さんきゅ~」


去年もユサに頼んだような気もするが・・・まぁいっか。


人の群れから一歩退いたところにりんと止まった。


リンはたぶん女がいるからいやなんだろう。


リンは極度の女嫌いだから。


俺は別に違うけど。


ただ単にめんどくさいから。