まさか、板倉に見られてしまうとは・・・・。



なぜ、気配に気づかなかったんだ?



俺もまだまだ修行が足りないと言うことか。



いろんなことを考えながら猫と戯れる凛を見ていた。



こうしてみると、普通のおなごだな。



その光景をみて、微笑ましいとでもいうかのように、普段表情を出さない顔は、微笑んでいた。



こんな光景も悪くないな。



しかし・・・・・



この、猫たちはどうしたらいいものか・・・・。



何か、いい案は浮かばぬものか・・・・。




斎藤SIDE
END