私たちは、現世に戻った理由を考えた。
もちろん、由美には、ないしょで。
あの時代にいて、桜の木の下についても、一日中私を呼ぶ声がした。
それは、由美の声じゃなくて、他のだれかだった。
なにかが、私を呼んでいるんだと思う。
でも、どうして?
何が・・・私を呼ぶんだろう。
「で、おれぁ、一体どうしたらいいんだ。」
「仕方ないでしょ?時間守らないと先生に文句を言われちゃう。土方さんみたいに。」
とりあえず時間が無くなった私たちは、由美にひとまず協力してもらって、私たちが泊まるホテルに帰ってきた。
土方さんを裏口から中に入れて、私たちの部屋に隠れてもらってる。
幸い、私たちは三人部屋じゃなくて二人部屋だったため、なんとか隠せる・・・・みたいな。

