「行くって?あっ!おい?」 凛は、桜の木に向かって歩いていく。 土方さんは、慌てて凛に手を伸ばした。 肩を寸でのどこで捕まれた凛は、手を桜の木に伸ばした。 「おい・・・・・っ!?」 凛の手は桜の木に刺さっていた。 いや、入っていたという方が正しいのかも知れない。 「土方さん。行きますよ。」 凛は前を向いたまま、もう一度さっきと同じ言葉を少し強めに口にした。 そして、一歩を踏み出した。 土方さんと一緒に桜の木の中に入っていった。