「何食べようかな~」 ファミレスに着いた途端、メニュー表を取り出す私。 「ふふっ…二葉、食い意地張りすぎ」 「お腹すいちゃって…」 私と雅が注文した後、雅は真剣な表情で私を見ていた。 「…………雅??」 「なんでさ、慎くんの事、避けてるの??」 雅には、神矢くんを避けていた事が言わなくても分かっていたみたい。 「それは、」 雅には隠し事をしたくない私はクラスマッチの事を話した。