「重いんですけど」 「あ、笹本おはよ」 無視ですか。 あ、笹本ってゆーのは、雅の名字っ。 「朝から2人で。仲のいい事。」 「は??雅????」 「2人でごゆっくり」 「ちょっ………!!!」 私は急いで神矢くんの腕をどけ、雅を追いかける。 「勘違いしないでよね」 私は雅に言った。 すると、雅からは思ってもいない言葉が返ってきた。