「お前、蓮の彼女??」 …………!! 目を見開いたのが自分でもわかるぐらいに驚いた。 驚いたと言うより、心臓が止まりそうになった。 彼が、蓮と同じ目をしていたから。 「そぅだけど…… 何でそれを知ってるの?」 自分の気持ちとは逆に落ち着いた声で言葉が言える。 「うちのお母さんから聞いた。 珍しい名前だからさ、覚えてた。」