「捺!俺だ!わかるか!?」 「恭…祐先…輩?」 「よかった…。」 捺が目を覚ました。正直、病院に来た時の捺をみて、このまま目を覚まさないんじゃないかって思った。このまま、遠くに行きそうな気がした。 でも、捺が目を覚ましたって聞いて、心臓が飛び出るんじゃないかってくらい嬉しかった。