恋のつぼみ


「もしもし」

『あっ、蓮~?? アヤカだよ。今度はいつ会えるの~??』


受話器から、声が漏れる。


――――!!


絶句だった。

この甘ったるい声・・・。


アヤカって・・・だれ・・・??


目の前が真っ暗になった。



「お~また来週にでも俺ん家、来いよ!」


――――オレンチコイヨ・・・・


信じられない・・・。



「蓮くん!!!」


あたしは無意識のうちに叫んでいた。



「あっ、アヤカごめん。また電話かけてこいよ」


蓮くんは電話を切った。