俺たちは、それから 母さんの葬式やらなんやらで忙しかった。 飛鳥は、暫く知人に 預けた。 真実を知ってしまった今、飛鳥に会いたいとは思わない。 いや、もともと 飛鳥の存在は邪魔だった。 俺たちは、飛鳥の存在を否定した・・・ 暁斗は、ずーっと ただ表情のない顔で母さんの写真を見つめていた。