そんな街で出会ったのが「さや」である。


お店での名前は「ネネ」。


見た目は、お世辞にもあまりかわいいとは言えなかった。

体もどちらかと言えば幼さが残ってる華奢な体だった。


いわゆる「商品」としてはハズレだった。


シャワーを浴び、陰部を滑らかに、慣れているその「さや」の手が妙にイヤらしかった。

男は脳と下半身は別の生き物と言うけれど、まさにその通りだった。