雲一つない、海のような空だった。 綺麗だな、と見とれてしまうぐらい。 制服のポケットから 携帯を取り出して、時計を見る。 10時12分 もー2時間目はじまってんな… 『っはー!めんどくさい!!』 ベンチに寝転がっていた体を起こして 伸びをしながらそう叫んでみる。 誰も居ない公園の中だし 到底返事は返ってこない。 めんどくさい。 友達も、学校も、恋も。 だから友達もいないし、 好きな人もできない。