教室で斜め前に座るヒカルの背中を見つめた

ジュンの弟…

腹違い…

わたしはジュンのこと何も知らないんだ…

そう思うと切なくなった

そう

いつの間にかジュンが大好きになっていた

ヒカルはきっとジュンが幸せになるのが許せないんだと

わたしはそう思った

ヒカルは愛人の子…

本妻の子のジュンを許せないんだと…