「はぁ?勘違いすんなよ、俺の(ココ強調な!)携帯にかけてきたの(笑)」

『なっ!!……なんで?』

聞いた俺に兄貴は


「さぁーねぇ(笑)?」


と、言って俺の頭を小突いた。


『ってぇっ!!』

「ほら、飯食うぞ!…お前にメールしたけど返事こねぇって言ってたぞ(笑)」

『はっ?』


それだけ言って兄貴は出ていった

俺は急いで携帯を確認した。ずっとマナーモードにしてたから気づかなかったんだ



メールが2通

1通目は

明日は動物園になったよ!駅に朝10時集合☆9時40分ぐらいに迎えに行くからね!


1時間後にもう1通

ももちゃーん?わかったのー(@_@)?へーんーじーはぁ(>_<)!?


『…ふっ(笑)』


いつもはすぐに返事を返すからなぁ


“ごめん、気づかなかった。了解!”


とだけ返した



『…兄貴には電話で俺にはメールかよ!』


空澄が置いてったくまさんに話しかけて

さっきの兄貴のように、そいつの頭を小突いて部屋を出た









空澄は俺の事、ただの幼なじみだと思ってるんだろうか

下手したら家族だと思ってるかもしれない


俺のこの想いは…

一生、一方通行なのかな