眼鏡と私とあなた

眼鏡をはずそうと、秋山君と格闘する。

「断る!」

秋山君は必死に眼鏡を死守している。

「チェ、なんだよー。そんなに見られたくない顔なのかぁ?」

ニヤニヤと笑う男子。

「まぁ、そんなとこだろう。おれが眼鏡をはずしたらお前たち失神するかもな(笑)」

「どんだけひでー顔なんだよー(笑)」

「あははは」

「まぁ、すごくひどい顔になるんだろうな」

秋山君は苦笑いをした。

「でも、今ちらっと見えたけど、ブサ男ではなかったよな?」

「まじか?見てなかった!」

「イケメンじゃないよ」

「いーや、イケメンだった!」

「冗談はよせよ。ほら、早くしないと指導部に連れて行かれるぞ。今、倉庫の鍵がないって先生たちが騒いでるから」

「まじか!?」

「早くいこーぜ!」