眼鏡と私とあなた

ガラガラガラ・・・。

重い扉が開く。

「あ・・・・・・・・・・・・秋山」

「こんなとこで何の話し合い?それとも・・・・・・・」

そう。

ここは体育倉庫。

「ちげぇよ!ちょっとな。ほら、町田紗季っていんだろ?」

「え・・・うん」

「そいつがさ、今日ヤンキー引き連れて学校来たんだよ」

「え!?」

「ちょ、何!?驚きすぎだろ」

「いや、ごめん」

秋山君はずれた眼鏡をかけ直した。

「ん?」

「何」

「お前、眼鏡はずしたら誰かに似てるなぁ」

と、一人の男子が秋山君の顔をなめるように見る。

「気のせいじゃないか?」

「眼鏡はずしてみろよ」