なんで泥棒の前にでていったんだろうとか、おばあちゃん馬鹿だよとか、最初はそんなことしか思ってなかった



けど、おばあちゃんは守ろうとしたものがあったらしい・・・。







あたしはお守りを貯金箱の横に置いといた。





泥棒はその貯金箱を盗もうとしたらしいいけど、おばあちゃんは勘違いしちゃったのかな・・








お守りを守ってたんだって。


ホントにどこまで馬鹿なんだろうって、凄く凄く思った。
そして、お守りを貯金箱の近くに置いた自分をすごく責めた―――





おばあちゃんが死んで以来、わたしはホントに人と関わらなくなった。