「あんた!佐伯くんといつから付き合ってるのよ!」
・・・誰ですか、“佐伯くん”て・・
「あの・・佐伯くんって誰です・・か?」
「「はぁ!?」」
・・・・先輩3人組に凄い睨まれた。
皐月ぃ~助けに来てよぉ~
「あんたの彼氏の佐伯くんよ!自分の彼氏も覚えてないの!?」
「彼氏・・いません」
彼氏は、いない。
この学校でしゃべったことがあるのは皐月だけだから。
「あんたふざけてんの!?」
「ありさ、佐伯くんに告ったら彼女がいるって振られたのよ!」
「彼女は柳田琳って言ってたわよ!あんたでしょ!?」
口々にわけのわからないことを言ってくる3人組・・
皐月はいつ助けてくれるの~!!!
「あの、あたし彼氏なんていないんですけど・・」
「あんた!ふざけんのもいい加減にしなさいよ!!」
3人組の1人がぶち切れた様子。
やばい、殴られる!!
反射的に目をつぶったあたしだけど、痛くなくて。
目を開けてみると、1人が手を上げたままあたしの後ろを見てる。
「佐伯くん・・」
3人組の1人があわててる。
佐伯くん・・?
それってさっき名前が出てきた・・・
あたしの彼氏だと勘違いされてる人。
後ろを振り向くと
「先輩方。琳になにしてるんですか?」
顔はにっこり笑ってる感じだけど、声が低くて怖い。
てかこの人が佐伯くん・・
あたし全然初対面なんですけど。
皐月が隠れてみてる方向を見てみると、ビックリしてる様子で、口がしまってない。
あたしも口が閉まらない状態。
「先輩方。琳に手、出さないでいてくれるって告白してくれたとき言いましたよね?」
「あのね・・!これはただ柳田さんにホントに付き合ってるか聞いていただけで・・
手は出してない!!」
あせりながら答える先輩に佐伯くんは・・
「じゃぁその手はなんだよ?」
さっきとは違うとげのある声で言った。
でもこの状況・・
「あたし関係ないんじゃ・・」
「は?あんた何言ってんの?」
「えっ!?今あたし・・」
声に出しちゃった・・よね?
・・・誰ですか、“佐伯くん”て・・
「あの・・佐伯くんって誰です・・か?」
「「はぁ!?」」
・・・・先輩3人組に凄い睨まれた。
皐月ぃ~助けに来てよぉ~
「あんたの彼氏の佐伯くんよ!自分の彼氏も覚えてないの!?」
「彼氏・・いません」
彼氏は、いない。
この学校でしゃべったことがあるのは皐月だけだから。
「あんたふざけてんの!?」
「ありさ、佐伯くんに告ったら彼女がいるって振られたのよ!」
「彼女は柳田琳って言ってたわよ!あんたでしょ!?」
口々にわけのわからないことを言ってくる3人組・・
皐月はいつ助けてくれるの~!!!
「あの、あたし彼氏なんていないんですけど・・」
「あんた!ふざけんのもいい加減にしなさいよ!!」
3人組の1人がぶち切れた様子。
やばい、殴られる!!
反射的に目をつぶったあたしだけど、痛くなくて。
目を開けてみると、1人が手を上げたままあたしの後ろを見てる。
「佐伯くん・・」
3人組の1人があわててる。
佐伯くん・・?
それってさっき名前が出てきた・・・
あたしの彼氏だと勘違いされてる人。
後ろを振り向くと
「先輩方。琳になにしてるんですか?」
顔はにっこり笑ってる感じだけど、声が低くて怖い。
てかこの人が佐伯くん・・
あたし全然初対面なんですけど。
皐月が隠れてみてる方向を見てみると、ビックリしてる様子で、口がしまってない。
あたしも口が閉まらない状態。
「先輩方。琳に手、出さないでいてくれるって告白してくれたとき言いましたよね?」
「あのね・・!これはただ柳田さんにホントに付き合ってるか聞いていただけで・・
手は出してない!!」
あせりながら答える先輩に佐伯くんは・・
「じゃぁその手はなんだよ?」
さっきとは違うとげのある声で言った。
でもこの状況・・
「あたし関係ないんじゃ・・」
「は?あんた何言ってんの?」
「えっ!?今あたし・・」
声に出しちゃった・・よね?
