どぉしよう?

迷ってしまった.

ただ理事長室まで歩いてただけなのに...

はぁ...

誰かに聞くしかないか.

とゎ言え、まだ朝早いせいか生徒が誰ひとりいない


「どうしたの?」

ビクッ──

声がした方を見てみると


「あッごめん。驚かせちゃったかな?」


そこにゎそこらへんにいる女子よりも一段と可愛い───────────────男子だった....


『いえ』

「そう?良かったぁ。
ところで君どうかしたの?」

『え?』

この人がアタシが困ってるって知っているのゎエスパーだかろうか


「あぁ。ごめん
なんか、ウロウロしてたからさ」

なんだ.
そんな行動に出てたか

『あッ
ちょっと理事長室まで行くのに迷ってしまって』


「君.編入生?
こんな時期に珍しいね
しかも、この学校の編入生テストゎ世界で1番と言っていいほどの難しさだよ?」

え──

驚いた.
世界一って、ここのテストゎどうなってんのょ.
でも実際やったらかなり簡単で楽勝だったわよ.

おかしいわね.

きっと、この人が頭、悪すぎなんでしょうね

かわいそうに...

「まッ
いいやぁ」

いいのかょ...


「理事長室ゎそこの角を曲がったところだょ♪」

『ありがとう』

「いえいえ、んぢゃまたねー♪」

またねーって、また会うつもりなのかしら.
冗談じゃないわ──