ほんの少し子供っぽい人を見つめたあと、すぐに心の中で書くものを決め、ケチャップを傾けて温かいオムライスの上にすらすらと書いていく。
書いたものは、大きな丸の中に、にこにこと笑ってる顔。
お皿のちょっとしたスペースには、星や音符を可愛くあしらってみる。
「はい、出来ました。ご主人様のイメージです」
子供みたいに、本当に嬉しそうになんでも感じてくれているイメージがあたしの中で強くて、やっぱりイメージどおりのにこにこと笑ってる顔をオムライスに描くのが一番だと思った。
「あぁ、ぼくのイメージを描いてくれたんだ。ありがとう、嬉しいよ」
反応も思ったとおりの上々。
「パフェは後でお持ちいたします」
「はーいっ」
すっごく嬉しそうに返事をしたあと、子供っぽい人はスプーンを手にして早速オムライスにを口にしていた。
「んー、美味しいなぁっ」
すっごく嬉しそうに食べてる。
テーブルから戻ったあたしは、何気にその様子を眺めていた。
気にならなかった――なんていえば、嘘になるのかも。
だって、実際にあの人たちがお店にいる間はなんとなく見ていたから。
そして――
あの人も、私のことをちらちらにこにこと眺めていた。
書いたものは、大きな丸の中に、にこにこと笑ってる顔。
お皿のちょっとしたスペースには、星や音符を可愛くあしらってみる。
「はい、出来ました。ご主人様のイメージです」
子供みたいに、本当に嬉しそうになんでも感じてくれているイメージがあたしの中で強くて、やっぱりイメージどおりのにこにこと笑ってる顔をオムライスに描くのが一番だと思った。
「あぁ、ぼくのイメージを描いてくれたんだ。ありがとう、嬉しいよ」
反応も思ったとおりの上々。
「パフェは後でお持ちいたします」
「はーいっ」
すっごく嬉しそうに返事をしたあと、子供っぽい人はスプーンを手にして早速オムライスにを口にしていた。
「んー、美味しいなぁっ」
すっごく嬉しそうに食べてる。
テーブルから戻ったあたしは、何気にその様子を眺めていた。
気にならなかった――なんていえば、嘘になるのかも。
だって、実際にあの人たちがお店にいる間はなんとなく見ていたから。
そして――
あの人も、私のことをちらちらにこにこと眺めていた。

