「うーん、なんだか楽しいメニューが一杯だね」
「――シンさん。メイドさんが来てくれましたから、そろそろ注文を」
冷静な人が、シンさんと呼んだ子供っぽい人に声をかける。
「あぁ。じゃあ――お絵かきオムライスと、メイドさんのおまかせパフェ!」
メニューを眺めながら、嬉しそうに子供っぽい人があたしを見上げてその2品を頼む。
「――私は、普通のコーヒーをお願いします」
子供っぽい人の注文が終わると、続いて冷静な人があたしに自分の注文を告げてくれて。
「はい、かしこまりました」
2人のオーダーを聞くと、一緒に持ってきていた伝票にメニューを書き込み、
「少々お待ちくださいませ」
頭を下げてそう言うと、
「はーいっ」
子供っぽい人が、にこにことあたしに返事してくれる。
あたしもにこやかに笑顔を返してテーブルから離れて行く。
「……」
オーダーのためにカウンターに戻りながら。
本当に今まで来たことの無いタイプの人だな――なんて、思っていた。
子供っぽい、でもすごく明るい朗らかそうな人――
それが、第一印象だった。
「――シンさん。メイドさんが来てくれましたから、そろそろ注文を」
冷静な人が、シンさんと呼んだ子供っぽい人に声をかける。
「あぁ。じゃあ――お絵かきオムライスと、メイドさんのおまかせパフェ!」
メニューを眺めながら、嬉しそうに子供っぽい人があたしを見上げてその2品を頼む。
「――私は、普通のコーヒーをお願いします」
子供っぽい人の注文が終わると、続いて冷静な人があたしに自分の注文を告げてくれて。
「はい、かしこまりました」
2人のオーダーを聞くと、一緒に持ってきていた伝票にメニューを書き込み、
「少々お待ちくださいませ」
頭を下げてそう言うと、
「はーいっ」
子供っぽい人が、にこにことあたしに返事してくれる。
あたしもにこやかに笑顔を返してテーブルから離れて行く。
「……」
オーダーのためにカウンターに戻りながら。
本当に今まで来たことの無いタイプの人だな――なんて、思っていた。
子供っぽい、でもすごく明るい朗らかそうな人――
それが、第一印象だった。

