『……いいの?』
携帯の向こうのシンさんは、少し驚いた声を出す。
『――いや、誘っておいてこんなことを聞くのは失礼だね』
「大丈夫です」
バイトの休みの日を教えたってことは、きっと無意識であたしはシンさんと時間を一緒にしたいって思っているはず。
――これって、OKしたってこと……よね?
「あの……午前中は用事がありますから、午後からでも……いいですか?」
来週の土曜は、受診日。
具体的なことは言っていないけれど、受診しに行っているということだけは店長に話してあるから、手が足りないとき以外、あたしのシフトは好意でお休みにしてもらっている。
『うん、もちろん。――じゃあ、待ち合わせはどこにしようか? さくらちゃんの好きなところで決めて欲しいな』
「えっと――……」
声をこぼしながら、あたしはゆっくりと記憶を手繰るように頭の中に地図を出す。
受診に行っている病院の最寄り駅の蓮花駅は、バイト先のメイドカフェの最寄の駅と同じ。
その駅ならシンさんも分かると思うし、大きいから分かりやすいかも。
そう決めると、あたしはすぐさま待ち合わせの場所を思いついた。
携帯の向こうのシンさんは、少し驚いた声を出す。
『――いや、誘っておいてこんなことを聞くのは失礼だね』
「大丈夫です」
バイトの休みの日を教えたってことは、きっと無意識であたしはシンさんと時間を一緒にしたいって思っているはず。
――これって、OKしたってこと……よね?
「あの……午前中は用事がありますから、午後からでも……いいですか?」
来週の土曜は、受診日。
具体的なことは言っていないけれど、受診しに行っているということだけは店長に話してあるから、手が足りないとき以外、あたしのシフトは好意でお休みにしてもらっている。
『うん、もちろん。――じゃあ、待ち合わせはどこにしようか? さくらちゃんの好きなところで決めて欲しいな』
「えっと――……」
声をこぼしながら、あたしはゆっくりと記憶を手繰るように頭の中に地図を出す。
受診に行っている病院の最寄り駅の蓮花駅は、バイト先のメイドカフェの最寄の駅と同じ。
その駅ならシンさんも分かると思うし、大きいから分かりやすいかも。
そう決めると、あたしはすぐさま待ち合わせの場所を思いついた。

