「暴れたから喉渇いた。お茶ちょうだい…?」 優しく言うと、 「…しかたないなあ。」 と口を尖らせながら出してくれた。 ほら。優しく言ったらすぐ負けるじゃないか。だからお前は俺には勝てないんだよ。 「部屋行こ?」 「うん。」 素直に返事をするマコ。 ベッドに入って、しばらく黙って目を閉じていたけど、夕方寝たからちっとも眠たくならない。