「いて…いてて、やめろって。俺はお前みたいに軟体動物じゃないんだ。」 風呂ん中じゃ、俺の背中に胸が当たっただけで恥ずかしがってたのに、 スエット一枚着ただけで平気なんだから、訳わかんね。 ノーブラだから一緒じゃねーか。 「本気で俺に勝つつもり?」 「うん。」 「バカ、勝てねーよ。」 「じゃあ、腕相撲しようよ。私強いよ。」 いくら鍛えてるからって、男に勝てると思ってんの…? 「へー。じゃあ試しにやってやるよ。」