「怖い?」

と聞くと、こっくりと頷いた。

「怖く…ないから。」

そう言ってマコを抱き上げ、ベッドに下ろした。

マコの上に覆い被さろうとしたら、「待って。」と止められた。

「?」

「念のために部屋の鍵かけて。」

一度ベッドから下りて鍵をかけた。

カチ…

ゆっくりマコの上に覆い被さり、おでこ、頬、首筋…とたくさんキスをした。

胸元にキスをしようと顔を近付けると、またあの甘い匂いがした。