「これからどうする?」 「お家デートがいい。」 「マコん家?」 「うん。お昼ご飯買って帰って、家でリュウさんとゆっくりしたい。 神経すり減った。 お父さんとお母さん、お芝居観てくるって出掛けてるから、夕方まで帰ってこないし。」 「んじゃ、そうするか。」 白くて細い指が、俺の指と絡まる。 マコの頬がピンク色に染まった。 可愛い…。 会う度、触れる度、俺はマコに夢中になっていくようだ。