「マコちゃん、こいつとどういう関係?」

「え…。」


このヤロー、俺が何も答えないと思ったのか、マコに話し振りやがった。

「早く退いて。」

と彼の腕を掴んだが、

「離せ!」

と振り払われた。

しばらく睨み合っていると、

「あの…、そこどいてくれる?」

マコに言われてしぶしぶ席を立った。

俺の横に来たマコが、皆から見えないように俺の手を握り、きっぱりと言った。