完璧男子

「奥さんモテましたよね…?」

「あぁ…本人全く気づていてない」

「すっげぇ…」




 んなことを喋ってると優枝が入ってきた。




「おッ、社長溺愛の奥さん登場―!!」

「え?」



 酒でだいぶ酔ってる社員たちは大盛り上がり。




「奥さんも飲みましょうー」

「いや…私妊娠してるんで…」




 目で助けて視線を送ってくる優枝。





 さっき言ってた放置プレイしてやろうか…?





 涙目になってる優枝を見てると思い出す。





 俺…何回優枝を泣かせてきただろう。






 シカトして…冷たくはなって…別れて…散々にして…。