完璧男子

「ちょっとの勇気で変わることっていーーっぱいあるんだよ?」

「たとえば?」


「ちょっとお菓子我慢すればちょっとだけど体重減ったり…その分のお金を服に使えたりね」

「まぁな」




 1つ何かを我慢すれば2つイイことがあるんだよ、と笑う優枝。






 その「勇気」を持ってほしくて、この2つのブランドを掲げていくらしい。





「楽しみだな?」

「うん!!」

「で、体調は大丈夫か?」

「え!? なんで知ってるの?」




 なんで知ってんの? っていう顔で不思議そうに俺を見つめる。





「なんでだろうな? 朝も大丈夫って言ってたけど…大丈夫じゃねぇだろ」

「平気……ってちょッ…待ってて!!」




 いきなり椅子から立ち上がり部屋を出ていった優枝。




「え…?」