完璧男子

「びびびびびっ…びっくりしたぁ」

「無防備すぎだろー」

「ノックしてないでしょ!?」

「したっつーの」



 そう言いながら笑い、優枝の脇に手を挟み椅子に座らせる。






「マジでびっくりしたよ…」

「ははッ…なぁ?」

「んー?」



 また紙に目を向けながら返事をする。




「この勇気って何?」




 勇気と書かれた紙を指して聞いた。




「へ? あぁー…」



 これねーと言うと話し始めた優枝。




「『truth』のブランドに合うブランド作るって言ったでしょ? 男性用の」

「あぁ」

「この店に彼女の服買いに来る彼氏さんって結構多くてさ…」




 話しをまとめるとこう。