…優枝が目覚めた。 橘を通してそう聞いた俺はすぐに駆けだした。 「廊下は走らない!!」 さっきの看護師にまたそう言われた。 橘は先生を呼びに行った。 「優枝っ!!」 病室にはいると青白い顔でこっちを見る優枝がいる。 「れ…ん」 「…優枝…よかった…」 ぎゅっと寝たままの優枝を抱きしめた。 「蓮…あのね…? 夢の中で…蓮と私の子供に会ったよ」 「…そっか」 「晶にもあった…」