「残念だな。 すべて俺の手によって焼き尽くされた」

「「「うそだろ~? 蓮ー…」」」



 蓮…期待させないで…?



 どうしてそんなことするの。





 帰りは塚本さんが迎えにきた。



「きゃーーっ…誰、あのイケメン!!」


 校門に車が止まって中から出てきた塚本さん。

『…』



 秘書さんっていうと私何してるのって話しになるし…。



「…塚本のこと? 俺の使いだけど」



 …蓮!!


「北見君の!? かぁっこいいぃ~…!!」



 セーフ。