完璧男子

「あ、そういえば…転校生の……名前なんだっけ?」

「しらね。忘れた。」

「優枝ちゃんが帰ってきてくれた方が嬉しかったもんね」

「だよな」



 ちらっと後ろを見るとすごい睨まれてる私。



『もう一度自己紹介してあげたら?』


 と書いて見せた。


 すると、果菜実さんは立ち上がって言った。



「…っ…皆様? 私は立石 果菜実と申します。 ファンクラブは勝手に作ってよろしくてよ? サインとラブレターの申し出は机の中にいれておいて頂戴? 気分がよければお返事差し上げますわ!! 告白はいつでもよろしくてよ?」



 そういってまた座った。



「ファンクラブ? 誰もはいらねぇだろ…」

「どうしてかしら? 私の輝きが強すぎるかしら?」





 果菜実さん…そういうキャラだったんですか?



「男子のほとんどは笠間のファンクラブに入ってるから」

「ほとんどですの!?」

「ほとんどだな あきらめろ。」

「……っ…」