気分 短編





『三花先輩っ…』




来たっ…!!



『あっ…やっぱり何でもありません…』




へっ…!?




そう言って男の子は走り去っていった。



「あっ…名前聞きたかったな…


かわいかったから。」





男の子の顔が頭から離れない。




「何だろう…この気持ち…?」