――ある日の日曜―― ♪〜♪〜♪〜 「もしもし」 「もしもし先輩? どうしたんですか?」 「ちょっと逢いたいなと思って。 会える?」 ちょっと照れた先輩の声が耳に残る。 「はい!大丈夫です。」 「じゃあいつもんとこで。」 「はい。さよなら!」 「ばいばい。」 先輩の甘い声にさよならしていつもの場所に向かう。 いつもの場所はお土産をもらった駅前。 あの日からあの場所は先輩と私にとって思い出の場所になった。