―先輩― だいすき (完)






あかねに掃除をさぼることを言って





学校を出た。








駅に着いたのは
4時15分。




まだまだ時間があったけど、先輩がいつきてもいいように





外で待つことにした。





今の季節は冬。





外に長時間いられないくらい寒い。




やばい、手の感覚がなくなってきた。





通りすぎる人達から不思議な目で見られる。





でも恥ずかしいとは思わなかった。





それよりもいつ先輩がくるかが気になって、周りのことなんか気にならなかった。