「わぁ……。」 目の前に広がったキラキラした世界。 「すっごーい!! こんなところあるんだ!!知らなかったなぁ……っ きゃー!!あれかわいい!!」 はぅっ!! 思わず1人で興奮してしまった……。 突然走りだしてしかも大騒ぎする彼女って……危なすぎる……。 恐々振り返ると、紅くんは無邪気な笑顔であたしの手を握った。 「気に入った?」 「……うんっ//// すっごくきれい!!連れてきてくれてありがとう。」