X'mas☆stories




「実はこの間、紅くんがひかりと歩いてるの見ちゃったんだよね。

あ、だから怒ってるとかそんなんじゃなくてね、ひかりにもこのことを聞いたら……」


「自分は責任を取らないから、紅に全部話してもらえとかなんとか、だろ?

あ。別にホントに浮気とかじゃないから!!
それだけはマジでっ


それに、ひかりのこと好きだなんてこれぽっちも思ってないし、思ったことも無いから。

それだけは信じて。」

「うん、それは ひかりからも聞いたしもちろん信じてるよ。
でも、2人ってどういう関係なの?」




ホットした気持ちともやもやとしている気持ちがぶつかり合って、あたしは紅くんとつないでいた手をぎゅっと握り締めた。





「どういう関係っていうか……家が近所の従兄弟以外に言えない」































え……。い、従兄弟?







「そんなの聞いてないけどっ!!
なんで今までいってくれなかったの?!」

「まぁ、その辺はひかりの方に……」





そんな………でも、考えて見れば納得もいくかも……