X'mas☆stories




「千夏?聞いてる?」

「えっ?あ、あぁごめん……ちょっとボーっとしちゃって……。」

「もしかしてやだった?」



心配そうにくびをかしげる紅くん。

やだっ!!この顔とか見たら絶対に別れるとか考えられないっ。




「そんなこと無いよっ。
ただ、ちょっと考えごとしちゃって……ごめんね。」

「ううん。
あ、後もう少しで着くから。
千夏見たらびっくりすると思うぜ。すっげーきれいだからっ」






目をキラキラさせて力説する紅くん。

無邪気に笑う姿がかっこよすぎる……////



でもこの際だし、イルミネーションを見る前にすっきりさせちゃおっかな……























「あのさ、紅くん。」

「え?」