結局選んだのはネックレス。 名前も彫れることもあって、紅くんのイニシャルを彫ってもらった。 「クリスマスが楽しみかも……♪」 店からでてきた上機嫌のあたし。 でもそれは、信じられない光景が目に入るまでだった。 ───────え? なんで? なんで? 「紅くん………ひかり……?」