「さえーっっ!! 早くしねーと遅刻するぞぉっ」 その声であたしは目を開いた。 太陽の光がすけるカーテンを開くと、そこには窓から顔をだしている篤人の姿があった。 「なんだよ。まだそんなカッコしてんのか?」 「うっさいなー。 こっちは気持ちよくねてんのにぃ…… 大体あんた、朝から近所迷惑なんだけど。」 「だったらお前が早くおきろ。俺はもう学校行くから。じゃ」 そう言って窓を閉める篤人。 同時に閉めたカーテンの隙間から、篤人が部屋からでていくのが見えた。