双子様の恋愛

*疾風



やっと莉乃に会える!!





とか思ってたのに…。





「疾風!!」

「またかよ…。」





だいぶ前に来た勝手な女がまた来た。





しつこい。




ってか意味わかんない。







「何?この前キレて帰ったのお前だろ。ってかアンタに興味ないんだよね。」

「ごめん…だけど、やっぱ疾風がいい!!」

「知らねぇ!!いいから帰れ!!」






わざわざマンションの入り口まで降りて外に引きずり出した。






「疾風!!」





今度はこれだよ…。




抱きつくな、気持ち悪い。





「離してくんない?キモイ。」

「やだっ!!」






ウザイウザイウザイ…。




なんなのコイツ!!





どうしようか考えていると、物音がしたからその方を見ると…





莉乃がいた。





これさ、勘違いされる感じだよね?




ってか俺から呼んだし。





最悪じゃん?





莉乃に嫌われたらこの女、殺してやる。






「莉乃!!」

「あ…ごめん、莉乃ジャマだよね!!バ…イバイ!!」






最悪。