そして、ついに式が始まる。





入ってきた菜架は綺麗すぎて、ちょっと照れた。







「新郎。…………誓いますか?」

「誓います。」

「新婦。…………誓いますか?」

「誓います。」






そして…誓いのキス。







「菜架。」

「え?」

「愛してる。」






小声でそういって、菜架にキスをした。







お前は俺のおかげで変わったって言ってたけど、俺もお前のおかげで変わってる。







一生愛し続けるから。






なにがあっても乗り越えてやろうな?





これからもずっとよろしく、菜架。









-fin-