そして、確かひいじぃじが建てたというものすごい別荘についた。






「すげぇ。」

「莉乃、ちっちゃいときに来た以来だよ。」

「まじ?もったいねぇ。」

「そう?」







疾風と同じ部屋!!





家ではバラバラだもん。







楽しみ!!








「うし!5時から庭でバーベキュー!遅れたら飯なし!それまで自由時間!」

「「「「はーい」」」」








奏クンの見事な仕切りで始まった旅行。





メンバーは、奏クン、楓チャン、神楽チャン、洸輔クン、佐和チャン、郁クンの超大人チームと、





弘クン、咲樹菜チャン、葉那チャン、琉クンの大人チームと、






來堵、菜架リン、芽依、虎、莉乃、疾風の若者チームで大人数。






新鮮だなぁ。






って、みんな若く見えるからハタから見たら家族に見えないかも。







「お前が疾風かー。」

「はい。」

「イケメン…。でかっ。」

「えっ、洸輔さんもデカいじゃないですか。しかもかっこいい。」







洸輔クン、デレデレ。






疾風は人を褒めるのがうまいみたい。






「スポーツ選手か。」

「はい。」

「すげぇな。」

「そうですか?」

「すっげぇイケメン。俺、郁。よろしく。」

「知ってるに決まってるじゃないですか!」







もうそろそろ疾風返してくれないかな。